カーフキックが流行っていますよね、最近の格闘技では。
(本当は何年も前からカーフキックはあったのですが)流行るきっかけとなったのは堀口恭司vs朝倉海の試合です。
この試合で堀口恭司のカーフキックが何発も朝倉海に決まって、まともに立っていられなくなり、最終的にパウンドで堀口がフィニッシュしました。
これで「カーフはヤバい」となり、多くの格闘家がこぞってカーフキックを使うようになりました。
ちょっと前ですと武尊vsレオナ・ペタスで、武尊がレオナ・ペタスにカーフを効かせて有利に試合を運び、最終的に衝撃KOをしました。
そんな感じで「カーフは数発もらうと、足が機能しなくなる」と言われるほどに強力です。
な の で す が・・!!
なんとカーフキックが効かない男がいました。
それが金太郎(総合格闘家)です。
ついこないだ開催されたRIZIN30で金太郎vs井上直樹の試合がありました。
この試合で金太郎は井上直樹に何度も何度も何度もカーフキックを打たれています。
金太郎は「数発もらえば、足が機能しなくなって、まともに立っていられなくなる」と言われるカーフキックを何度もくらって立っていました。
さらに最終ラウンドでは、カーフを何発もくらったふくらはぎと、関節蹴りを何度も食らった膝を使って、ガンガン前にでて猛攻撃をしかけました。
金太郎という男の足は一体どうなっているのか・・?
普通の人間ではない。
そんな疑問があったのですが、なんと金太郎の公式You Tubeチャンネルで「なぜ金太郎にカーフキックは効かないのか?」という話が出ていました。
これによれば、カーフキックをどれくらいもらったかは数えてないが、蹴りは合計で80発くらいもらってる。相方の大志によれば20発くらいはカーフもらっていそう。
なのですが、金太郎は「基本的には腹とか足はあんまり効かない。練習でもカーフ蹴ってくる人いるけど、すね当てつけてるからか全然痛くない。」と言っています。
動画では試合数日後のカーフを何発も打たれたふくらはぎが映っていますが「まったく何の傷もアザもないキレイなふくらはぎ」でした。朝倉海は数日間まともに歩けないほどダメージを受けたのに・・。
効いてないことはないが、他の選手のように歩けなくなるほどには“効かない”ようです。
結局、なぜ金太郎にはカーフが効かないのか?の答えはわかりませんでしたが「金太郎の足は普通じゃない」ことはわかりました(笑)。
個人的には金太郎vs井上直樹はRIZIN30の中でのベストバウトでした。
金太郎選手の次の試合も楽しみです。
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