ChromebookにAtomをインストールした方法を紹介します。
基本的には「Atom公式のChromebookにAtomをインストールする方法」に書いてある内容をそのまま忠実に実行すれば、上手く行くと思います。
ただ、公式の説明には図解などはありませんので(記事を辿るとあるにはあるのですが、画像が英語表記です)、その部分を本記事で補完し、さらに具体的に詳しく解説できればと思います。
思ったよりもかなり簡単にできましたので、行けると思いますよ。
※インストールしたChromebookはAcer Chromebook(CB5-571-C1DZ)です。
スポンサーリンクステップ1:ChromebookにLinuxをインストールする
まずChromebookにLinuxをインストールします。
①シェルフ右下の「時刻表示あたり」をクリックして、②「歯車マーク」をクリックします。

③左メニューの「Linux(ベータ版)」をクリックします。

④「オンにする」をクリックします。

するとLinuxのセットアップ画面が出てきます。
⑤に適当なユーザーネームを入力して、⑥「インストール」をクリックします。

すると、次のようなターミナルウィンドウが表示されます。

これで、ChromebookへのLinuxのインストールは完了です。
ステップ2:LinuxにAtomをインストールする
次は、Chromebook内のLinuxにAtomをインストールします。
①Atomトップページにアクセスして、「Download.deb」をクリックしてダウンロードします。

②ダウンロードフォルダを表示して、ダウンロードしたファイル(この記事の例ではatom-amd64.deb)をドラッグして左メニューの「Linuxファイル」にドロップします。

③「Linuxファイル」フォルダを表示して、ダウンロードしたファイル(この記事の例ではatom-amd64.deb)をダブルクリックします。(「Linuxファイル」フォルダは、左メニューの「Linuxファイル」をクリックすると表示できます。)

④インストール画面が表示されるので、「インストール」をクリックします。

これでインストールが開始されます。
⑤インストール詳細が表示されるので、「OK」をクリックします。

これでAtomのインストールは完了です(インストール完了までには数分くらい時間がかかるかもしれません)。
ステップ3:完了(Atomの起動)
Chromebook内のLinuxにAtomのインストールが完了すると、ランチャーからAtomを起動できるようになります。
①ランチャーに移動して「Linuxアプリ」をクリックします。

②Linuxアプリ一覧が表示されるので、「Atom」をクリックします。

するとAtomが起動されます。

これで完了です。
追記:少なくとも私の環境では日本語の入力ができなかった
私はMarkdown形式で、ブログ執筆用にAtomを利用しようと今回インストールしました。
なのですが、現時点ではどうやっても日本語で入力ができませんでした。英数字での入力はできるのですが、いつものように「Ctrl+Shift+スペース」で切り替えようとしても、全く日本語になりません。ずっと英数字のままです。
メニューなどはパッケージをインストールして、日本語化はできました。ですが、肝心の日本語入力ができません。
思えば、一番最初にAtomを起動した時に「現在のところ日本語USキーボードには対応していません」のような文言がポップアップでチラッと表示されていました。これはつまり、少なくとも私のChromebookでは現在のところAtomで日本語入力できない、ということのようです。
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