Googleドキュメントをダークモード化するChrome拡張はDarkDocsよりも、Dark Readerの方がいいです。
両方試し、さらに他のダークモード化できるChrome拡張を色々試した結果、ダントツでDark Readerが良いことがわかりました。
DarkDocsよりDark Readerの方が良い
Googleドキュメントをダークモード化(黒背景の白文字)にする方法として、メジャーで言われているのは、DarkDocsというChrome拡張機能を使うこと。
なのですが、実際にDarkDocsを使ってみると、不満な点が2つあります。
- ダークモード状態だとメニューの「見出」「フォント指定」部分が“見えない”
- ダークモード状態で文字色を変えても「何色かわからない」
この2つです。
その点、他にもタークモード化できるChrome拡張機能を色々試した結果、ようやく見つけたのがDarkReaderなのですが、これなら、上記の2点は完全にクリアできます。
さらにDarkReaderはGoogleドキュメント以外にも、ブラウザ全体もダークモード化できるので(スイッチ1つで簡単に切り替えられます)、目が疲れた時にはかなり重宝しています。私の場合は夜はほとんどブラウザもGoogleドキュメントもDarkReaderでダークモード化してパソコン作業しています。
詳しくお話します。
DarkDocsの現時点での欠点
現時点のDarkDocsの欠点は次の2つです。
- ダークモード状態だとメニューの「見出」「フォント指定」部分が“見えない”
- ダークモード状態で文字色を変えても「何色かわからない」
それぞれ実際にお見せします。
ダークモード状態だとメニューの「見出」「フォント指定」部分が“見えない”
次がGoogleドキュメントをDarkDocsでダークモード化した状態なのですが、見てもらえばわかるように、上部メニューの「見出」「フォント」の指定ボックスが“見えません”。

フォントはそれほど変更する機会はないかもしれませんが、見出指定のボックスは頻繁に利用するはずです。これが見えないのは(慣れれば問題ないかもしれませんが)けっこう気持ち悪いです。
ダークモード状態で文字の色を変えても「何色かわからない」
個人的に決定的なのがこれです。
DarkDocsでダークモード化した状態で文字色を変えても、ダークモード状態だと「文字の色」が何色かわかりません。
ダークモード化した状態

上記は実際には「DarkDocsを赤色」「Dark Readerを青色」に変更しています。
もしかしたら私が色盲なのかもしれませんが、少なくとも私には他の文字と同じに見えます。
ダークモードを解除した状態
DarkDocsを解除して、通常状態にしてみたのが次の画像です。

このように、DarkDocsでダークモード化した状態では、文字色を変えても色を判別できません。これはライティングしている時に結構な致命傷です。文章全体のデザインがわからなくなるからです。
その点、Dark Readerは上記の2点を完全にクリアしています。
Dark Readerはそのような欠点がない
次がGoogleドキュメントをDark Readerでダークモード化した状態です。

上部メニューの「見出」「フォント」の指定部分が見えることがわかると思います。さらに文字色を変えた部分もしっかりと認識できます。
Dark Readerはネット閲覧全てをダークモード化できる
さらにDark ReaderはGoogleドキュメントだけでなく、ネット閲覧(ネットサーフィン)全てをダークモード化できます。つまりChromeブラウザを通しての閲覧は全てダークモード化されます。

これがすごく便利で、私は夜、目に刺激を入れたくない時は、Dark ReaderをONにして、目に優しい状態にしてネット閲覧やパソコン作業をしています。目の負担がかなり軽減されるので、とても重宝しています。
Dark Readerの使い方
Dark Readerの使い方はとても簡単です。
次のようにします。
1.Chrome拡張「Dark Reader」ダウンロード
まずはChrome拡張機能のDark Readerをダウンロードして有効化します。
2.ダークモードはスイッチ1つで切り替えられる
Dark Readerのダークモードの有効化と解除はブラウザツールバーからスイッチ1つで切り替えられます。

3.細かい設定もできる
Dark Readerはダークモード化できるだけでけでなく、次のような細かい設定も可能です。

ダークorライト | ダークモードかライトモードかを切り替える |
輝度 | 輝度を変更 |
コントラスト | コントラスト度の変更 |
セピア | セピア度の変更 |
グレースケール | グレースケール度の変更 |
他にも、「このサイトではダークモード化するけど、こっちのサイトではダークモード化“しない”」などの設定もできますので、興味があれば色々といじくっってみてください。
まとめ
まとめますと、Googleドキュメントをダークモード化する方法として、広く言われているのはDarkDocsを使う方法ですが、これには(現時点では)致命的な欠点があります。
それを完全に解決できて、さらに他のダークモード化できるChrome拡張を色々と試した結果、Dark Readerがダントツで使いやすくて便利、だということがわかりました。
なので、Googleドキュメントをダークモード化するならDark Readerがおすすめです。
追記:Googleスプレッドシート・ドライブもDark Readerでダークモード化できる
以前は、Dark ReaderでGoogleスプレッドシートを編集しようとすると、文字がグレーになる不具合があったのですが、さっき確認したらその不具合が解消されていました。
なので、今ではGoogleスプレッドシートも正常にダークモード化できますし、Googleドライブもダークモード化できます。
詳しくは次で記事にしていますので、参考にしてください。
コメント
めちゃくちゃ助かりました
ありがとうございます
いえいえ、こちらこそお役に立ててよかったです^^